ARToolKitをMacで使ってみる

ARToolKitとは、AR(拡張現実感:Augmented Reality)アプリケーションの実装を手助けするC言語用ライブラリです。
ARToolKitを使うと,紙に印刷されたパターンをカメラで読み取り, その上に3Dオブジェクトをオーバーレイ表示するアプリケーションが簡単に作れます. 本来は非常に敷居の高い技術なのですが,このライブラリは「難しい部分」の処理を 全てやってくれます.

引用元URL。
http://www1.bbiq.jp/kougaku/ARToolKit.html

そんな素敵なARToolKitMacでも使いたいですよね?
ということで、ダウンロードからサンプルの起動までの流れをご説明いたします。

まず始めに、
http://www.hitl.washington.edu/artoolkit/download/#macos
の"ARToolKit latest version on SourceForge."というリンクから最新版をダウンロードします。

ダウンロードしたら解凍しましょう。

次に、展開したディレクトリに移動します。
Downloadディレクトリに解凍したのであれば、

$ cd  ~/Download/ARToolKit/

に移動します。
そして、以下のコマンドを実行。

$ ./Configure
$ make

これで準備完了。
/bin 下にサンプルが入っているので実行してみましょう。

$ cd bin
$ ./simpleTest

のようにしてサンプルを実行できます。

/ARToolKit/patterns の中にパターン画像が入っているので、必要に応じてプリントアウトしてください。

上に挙げたウェブページでサンプルの解説等もしているようですよー。


ARToolKitを使ったニコニコ動画の作品。
「うちの壁に穴があいてミニ戦車が次々と..(ARToolKit)」
http://www.nicovideo.jp/watch/sm2025891

こういうのが作れるようになるらしいです。すごいねー。