MacOS X 10.5 LeopardにOpenCVを導入する
前回のFinkの導入に、一部修正点があったので修正しました。
さて、今回はOpenCVを導入します。
ここでの環境は
MacBook Pro 2.16Ghz (Intel Core 2 Duo)
MacOS X 10.5.1 Leopard
fink(0.27.7)を導入済み
とします。
OpenCVのインストールの前に、finkを使ってライブラリをインストールします。
$ fink install libjpeg $ fink install libpng3 $ fink install libtiff
次に、OpenCVをダウンロードしましょう。
ここからどうぞ。
今回はopencv-1.0.0.tar.gzをダウンロードしたものとします。
まず、opencv-1.0.0.tar.gzを解凍します。(ダブルクリックで可)
するとopencv-1.0.0というフォルダが生成されると思います。
ターミナルからこのフォルダに移動して、makeとインストールを行います。
$ ./configure CPPFLAGS="-I/sw/include" LDFLAGS="-L/sw/lib" $ make $ sudo make install
あと、環境変数を登録するために以下のコマンドを実行します。
$ export PKG_CONFIG_PATH=/usr/local/lib/pkgconfig
これでOpenCVの導入は完了。
次に、opencv-1.0.0/sample/c にあるサンプルを動かしてみましょう。
まずビルドします。
$ sh build_all.sh
ビルドが終わったら、
$ ./drawing
のようにして、サンプルを実行してみましょう。
これが動作すればOpenCVが導入できています。
上の写真は motempl を実行したところ。
手が画面上を右から左に移動しています。
と、偉そうに書いたのは良いんですが、サンプルの facedetect を実行しようとすると、
$ ./facedetect -- cascode='../../data/haarcascades/haarcascade_frontalface_default.xml' Couldn't create QTNewDataReferenceFromFullPathCFString(). OpenCV ERROR: Internal error (invalid Movie handle) in function icvClose_QT_Movie, cvcap_qt.cpp(259) Terminating the application... called from cvUnregisterType, cxpersistence.cpp(4933) Terminating the application... called from cvUnregisterType, cxpersistence.cpp(4933) Terminating the application... called from cvUnregisterType, cxpersistence.cpp(4933) Terminating the application... called from cvUnregisterType, cxpersistence.cpp(4933) Terminating the application... called from cvUnregisterType, cxpersistence.cpp(4933) Terminating the application... called from cvUnregisterType, cxpersistence.cpp(4933) Terminating the application... called from cvUnregisterType, cxpersistence.cpp(4933) Terminating the application... called from cvUnregisterType, cxpersistence.cpp(4933) Terminating the application... called from cvUnregisterType, cxpersistence.cpp(4933) Terminating the application...
ってなるんですよね・・・。
サンプルコードを疑うべきなのか、ライブラリが何か含まれていないのか。
QuickTime？パスが作れない？
どうすれば良いのやら。
