FinkをLeopardインストール

MacOpenCVを使うのにはFinkを使うと便利です。
という事で、今回はFinkのインストールについてやっていきます。

ここでの環境は、
MacOS X 10.5.1 Leopard
Darwin 9.1.0

Finkはインストールされていないものとします。


まず、Finkのホームページからfink-0.27.7をダウンロードします。
ここからどうぞ。

Finkは、10.4や10.3向けにはディスクイメージのインストーラが用意されていますが、Leopard向けはまだ準備されていません。
ですので、ここではfinkディレクトリツリーをダウンロードしてbootstrapを使い、インストールを行う必要があります。


では、ダウンロードしたものを解凍します。
すると、 fink-0.27.7 という名前のフォルダが出てきます。

この中の bootstrap をダブルクリックすると、インストール開始です。
インストール作業に入ると、ダウンロード先のサーバーをどうするか、といった質問がきます。
デフォルトでは[1]でメインのサーバーが選択されていますが、国内のミラーサーバーに変更するとダウンロードが早く終わるようです。

インストールが始まるとしばらく時間がかかります。また、かなり大きなファイルをダウンロードすることになるので、大学のウィルスチェックサーバーとかに負荷をかけないように注意しましょう。

さて、インストールが終わりましたら、「PATHを通す」のと「init.sh」を実行させます。
ターミナル上で、

$ cd ~
$ vi .bash_profile

とやって、

export PATH=$PATH:/sw/bin/
source /sw/bin/init.sh

を追加しましょう。
PATHの部分が既に存在する場合は、/sw/bin/ を行の一番後ろに追加します。

編集した.bash_profileを保存してから、ターミナルを一度終了して立ち上げます。
この後、

$fink scanpackages; fink index

および、

$ fink selfupdate

を実行します。

これで、finkの導入が完了です。

この後、

$ fink install gimp

などのようにする事で、各パッケージをインストールする事が出来ます。




私はselfupdateをするのを忘れていたので一つ前の日記のようなことがおこってしまったんですね・・・。
これがきっとパッケージのリストを更新したりする役割があるんじゃないかな?と思いました。


次はOpenCVのインストールをしたいと思ってます。

参考文献
【コラム】OS X ハッキング!(49) 進化する小鳥「Fink」 その1
【コラム】OS X ハッキング!(50) 進化する小鳥「Fink」 その2